道産子サンボの源流
道産子サンボ、その源流はどこにあるのか?
私事で恐縮ではありますが、私の亡くなった祖父は満州から引き上げてくる際、シベリア抑留を経験しているらしい。
収容所で何があったか知らないが、その点について祖父は多くを語ろうとはしなかった。
平和な世の中に暮らす私には話しても無駄だと思われたのかもしれない。私が祖父から聞いたシベリア時代の話といえば、
「ロシア人ってのは、あいつらだましやすいんだよな。
数、数えられないんだよ。
大工やらされたときは木材ちょろまかして部屋で机とか作ったし、加工場(水産加工場の事)の時にはこんなでっかい鮭丸々持って帰ってもばれないんだよな!
見逃してくれてるとかじゃないんだよ!数の数え方が下手なんだよ!」
・・・・・・・・・・・・・なんか、楽しそうなんですけど・・・・・・
とまぁ、こんな話を道産子サンボ師範代にしたところ突然彼が炎上した。
師範代GOLD「師範、それです!あなたの祖父はシベリアでソ連軍のサンビストと出会い、日本の武術と融合させた新しい格闘技を編み出したんです!
そして、あなたが小さかったころに裏の山に呼び出して、」
創始師範埴兎「いや、裏の山って、俺の知っている祖父ちゃんの家は、函館市内の長屋みたいな借家なんだけど・・・・・」
師範代GOLD「いや、そこにも裏山があったんです!そしてあなたにこういったんです!『●●(私の名前が入ります)これから見せる技は決して人前では使っちゃいけないよ。』そうやってあなたは道産子サンボを伝授されたんです!」
私自身は全く身に覚えがありませんが、どうやら私は幼少のころに祖父より道産子サンボを伝授されたらしいです。