生き残った馳は「自分の受身の失敗だった」といっている

今でも三沢がリングの上で死んだと言うことが信じられない。
(まぁ正確には病院に搬送されてからだけどさ・・・・・・・・・・)
別に三沢が受身が上手いと言われていたからとかそういう事ではなくて・・・・


あぁ〜やっぱり言葉にならないなぁ・・・・・・・・


ただ、一つだけ言えるのは、
「リングの上で死ねれば本望」とか言う言い方はしたくないと言う事。
残酷な言い方になってしまうかもしれないけど、
生きてリングを降りることこそプロレスラーの一番大事な仕事なのだ。


WWE(当時)に所属していたクリス=ベノワが自殺した時、
薬物やステロイドを長年使用していた可能性がクローズアップされていたが、
リングドクターを勤めた経験のある日本人の医者は
ステロイドの影響にしては行動が極端すぎる」と言い、
検死解剖に当たったアメリカの医者は
「脳に障害があった可能性が高い」と指摘した。


もちろん障害と言うのは先天的なモノを指している訳ではない。


(キューティーや尾崎と比べて)遅れてきた同期だったプラム麻里子選手
期待の新人としてトップ選手との対戦が多かった門恵美子選手
回り道の多かった福田雅一選手


社長兼現役であり、何かとファンから特別視されていた三沢・・・・・・


危険な技だけの問題じゃない。
プロレスラーとしてどう生きるかという問題なんだ。
本当にプロレスラーとしての死に様を見せたのは
この三人ではなく冬木弘道だ。


故人に鞭打つようで申し訳ないけど、
何があろうともリングの上で死ぬのは駄目なんだ。