道産子サンボClassics_01 道産子サンボ誕生秘話その1

<以下は十年以上前の文章です。予め御了承ください>

 あなたは知っているだろうか?
 日本のプロレスファンにサンボと言う格闘技の存在を強く認識させた、あの伝説のレスラーの事を。
 あなたは覚えているだろうか?
 プロレスの世界に大きなショックを与える事となる団体を救ったあの伝説のレスラーの事を。

 彼の名は「サンボ浅子

 FMWが旗揚げして間もない頃、金銭面で大仁田厚をサポートし、サンボと言うリングネームなのに試合では関節技を全く使わず、
「サンボの関節技は試合では使えないほど危険な物ナノか?」
と、我々のサンボ幻想を無限に膨らませてくれた男である。

 得意技が「ボンボンアタック」などと呼ばれていたところが恥ずかしい!
 試合で大流血した直後も、自分の経営する飲食店で御酌をしていたところは素晴らしい
 しかし、元プロボクサーとの異種格闘技戦では、何も出来ずにKO!・・・されていた。

一体、奴は強いのか弱いのか?そして、彼が世界選手権で入賞したと言う「サンボ」って、
  本当に格闘技ナノか?
 もうそれを確かめるためには自分たちで新しいサンボを作って、ついでだから、関根勤のカマキリ拳法とかとも対戦したい!元傭兵とか、元プロボディーガードとかを越える伝説を持とう!
 そして、サンボ浅子のサンボテクニックを確かめよう!

 ジョージ高野も注目した様に北海道はこれまで、多数の名力士を排出し、大東流を発展させた格闘技王国でもある。その復興を果たすのは道民の務めに違いない!
 と、ここまでは良かったのだが、実は似たような事をやっていて、しかも、それを格闘技として体系的に成立させてしまっている男がいるのだ。
その男の名は・・・・・


<つづく>